花粉症対策ポイントのご紹介


心躍る春がきました🌸 と言いたいところですが、昨今、花粉症は国民の約4割が罹患しているとされる社会問題であり、「個人」「会社」「国」それぞれが多角的な取り組みを進めています。

これらの対策を効果的に組み合わせることが花粉症対策には重要ですが、さっそくみていきましょう。

1. 個人でできる対策

個人でできる花粉症対策は、主に「花粉を避ける(抗原回避)」「症状を抑える(対症療法)」「体質改善を目指す(アレルゲン免疫療法)」の3つが挙げられます。

  1. 花粉を避ける
    • 外出時はマスクや花粉症用メガネを着用する。
    • 花粉飛散の多い時間帯(昼前後と夕方)の外出を控える。
    • テレワークの活用を検討する。
    • 花粉が付着しにくい素材の服装を心がける。
    • 帰宅時は玄関で衣服や髪の花粉を払う。
    • 手洗い、うがい、洗顔、洗髪で花粉を落とす。
    • 洗濯物や布団の外干しを控える。
    • 窓を開ける幅を狭くし、レースのカーテンで屋内の花粉流入を減らす。
    • 空気清浄機を上手に活用する。
    • 加湿器で室内の湿度を40~60%に保つと良い。
    • 床の掃除を励行し、カーテンも定期的に洗濯する。
    • 乾燥肌の人は保湿を心がけ、肌のバリア機能を保つ。
  2. 症状を抑える(対症療法)
    • 内服薬、点鼻薬、点眼薬などを使用する。
    • 花粉飛散シーズン前や症状が軽い時期から薬を服用し始めることで、症状の悪化を抑えられる。
    • 症状が重い場合や、咳、強い喉の痛み、粘り気のある鼻水などの典型的でない症状がある場合は医療機関を受診する。
  3. 体質改善を目指す
    • アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法、皮下免疫療法)がある。
    • 花粉に触れても症状が出ないようにする治療法。
    • 花粉飛散シーズン後から次の飛散シーズンまでの間に開始することが推奨される。
    •  

2. 会社でできる対策

企業が従業員の健康管理の一環として花粉症対策に取り組む「健康経営」の動きが広がっています。

  • 情報提供と教育
    • 花粉症対策に関する情報を社内で共有する。
    • 医師による花粉症セミナーの実施などを通じ、従業員が正しい知識を得る機会を作る。
  • 職場環境の整備
    • 空気清浄機や加湿器の設置。
    • 定期的な清掃。
    • 入口付近での花粉対策(花粉を払うための設備など)。
    • オフィスの換気は、花粉飛散の少ない時間帯に短時間で行う。
  • 柔軟な働き方の推進
    • 在宅勤務や時差出勤の活用を推奨する。
    • 花粉症による集中力低下や業務効率の悪化を防ぐ。
  • 経済的・制度的支援
    • 治療費や花粉対策グッズの購入補助(花粉症手当など)。
    • オンライン診療にかかる費用の一部補助。
    • マスクの無料配布。
    •  

3. 国としての対策

政府は花粉症を社会問題と捉え、「発生源対策」「飛散対策」「発症等対策」の3本柱で対策を推進しています。

  • 発生源対策
    • 花粉を飛散させるスギ人工林の伐採・植え替えを加速する。
    • 花粉発生源のスギ人工林を約30年で半減させる目標を掲げている。
    • 花粉の少ない品種のスギ苗木の生産拡大を推進する。
    • スギ材の利用を促し、林業の生産性向上や労働力確保を支援する。
  • 飛散対策
    • 精緻な花粉飛散予測データを作り、民間事業者へ提供することで、予測精度の向上を支援する。
    • 花粉飛散防止技術の開発に取り組む。
  • 発症等対策
    • 花粉症に関する医療や相談体制の充実に取り組む。
    • 治療薬の増産や研究開発を推進する。
    • アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法など)の普及を促進する。
    • 花粉対策に資する製品の普及・啓発(認証制度など)。
    • 国民へ予防行動の周知や企業での取り組みを推進する。

花粉情報サイト | 保健・化学物質対策 | 環境省

花粉症に悩む国民の皆さんへ

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