最近企業の求人関係をお受けすることが多いです。
私が新卒の時は、正に氷河期真っただ中で、私自身エントリーシートだけで100社も提出し、かなりの数、落ちました。それから考えると、例えば黒字企業でも、人手が足りずに倒産してしまう企業さえあるという現状は時代の流れを感じます。
企業の人事ご担当者様によくお伝えしているのは「ノリやその場の面接の雰囲気で決めないで」ということです。案外、その場の面接がつつがなく進んだり、人事担当者の方と同郷だった、とか、趣味が同じだった、といったことで、採用を決めてしまうケースは多いです。しかしながら、面接の場では、あくまで求職者と社風が合うか、求職者が今まで培ってきたご経験と募集している職種が合致するか(中途の場合)などが重要です。
それらを冷静に見極めるためにも、我々社会保険労務士のような、あくまで社外の第三者的立場の人間を面接の場に同席させる、といった手法も求められています。
その方しか応募してこなかったからなんとなく合格にする、といった消極的手法も長い目で見るといい結果を生みません。大企業におきましては一人の人が短期に退職すると、300万の損失が生まれる、と言われています。
企業・求職者双方にとってデメリットになりますし、例えば助成金申請の立場からしても企業側の責による退職は、助成金申請さえ出来ませんので注意です。
採用は慎重に!
写真は10年来仲良くしている友人とのイタリアン。女子会は楽しいです!
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