同一労働同一賃金について考えていくべきこと

働き方改革のもとに、4/1から大企業中小企業問わず、有給5日取得義務化が始まります。

これには、顧問先はじめ、当事務所の知っている中小企業の経営者の方はとても四苦八苦していらっしゃいますね。

また、中小企業にとってはまだ先ではありますが、再来年より働き方改革の目玉の一つである、非正規社員(派遣社員含む)と正社員の間における同一労働同一賃金が始まります。

 

 

中小企業にとっては、まだ先と考えるふしもありますが、今から有期契約社員や、派遣社員における待遇を考えておくことが望ましいです。そして、キャリアアップ助成金なども利用して、有期契約社員の方を正社員にするという方法もあります。

 

なんとなく人を雇って、なんとなく正社員にしたり、といったイメージではなく、これからは人件費や正社員がどこまでの責任や業務をやるか、非正規社員がどこまでの責任や業務をやるかわりふりを考えて必要な施策をする必要があります。

 

当事務所の顧問先でも、短時間正社員の制度を作ったり、そうした整備も進めています。短時間正社員制度は、まだ取り入れてらっしゃる中小企業は少ないと思われますので、求職者へのアピールにもなります。

 

皆様の会社でも、人件費の割り振りと、正社員に望まれること、正社員以外に望まれることを、今一度考えてみられてはいかがでしょうか。棚卸をすることによって見えてくることもあるのかな、と存じます。

 

そのような皆様のお役にたてればと思っています。

 

写真は同一労働同一賃金の勉強会に出た際のレジュメでございます☆