さて、新年度がスタートしましたね！
我々社労士にとっても入社の方の対応等で忙しくなる時期でございます。また、助成金も4/1から昨年度と違った要件が必要となったり、変化が生ずる箇所も多々ございます。
当事務所において、最近重かった仕事として、ヒトを退社させたい、という案件と、それとはまた異なる会社様からのご依頼で、問題社員に逆に労基署にかけこまれてしまった、どうしよう、といったお困りごとに対応させていただいたという仕事がございました。
どちらも無事解決の方向に向かいましたが、後者については、事実をまずは書面など文書化すること、就業規則などがきちんと整備されている会社であることをアピールすること、といった、半ば基本的なことを徹底していただきました。
結果として、その会社様は全面的に言い分が認められ、逆に、問題があった社員の方にとって現在困った状況となっているようです。
こうした突発的なことに対応するためにも、日ごろから、どんな小さな会社であれ、就業規則的なものは準備していただくことをお勧めいたします。その会社様も、「うちの業界は、そんな就業規則なんて作っている会社は少ないよ」とのことでしたが、当事務所とお付き合いがあったため、その考え方を改善いただき、就業規則にあたるもの（従業員10人以下の会社様ですので、労基署への就業規則提出義務はございませんでした。）を作らさせていただいておりましたので、よかったです。
無論、我々社労士としても、依頼主からだけではなく、法律家としての第三者からの目も持ち合わせて対応させていただきたいですよね。
今年度も精進いたします★