労務管理の大切さ

労務管理に関する「ブラック企業VSモンスター社員にならないために」というセミナーを開催させていただくことになりました。

このセミナーは、主に中小企業の経営者様向けのセミナーですが、レジュメを自ら作成していくにあたり、まず先に、来ていただく中小企業様のニーズというか、「どういったことに困っているか」というご意見を聴いてから作成していきました。残業に関する件、ブラック企業にならざるをえないがどうしたらいいか、といったご意見が目だちました。

 

そして根本的解決策を探るために見えてきたのは、やはり小手先のテクニックはあれど、基本に立ち返るといったことです。小手先(現在の労基法をかいくぐって、法律としてはぎりぎりセーフだが、働く従業員のことをまるで考えていない)のテクニックですと、その場では通用するかもしれませんが、いつか、会社の永続的繁栄にとってはマイナスとなります。

なぜなら少子高齢化にあたって、労働人口自体が減少しているのに、そういうことで乗り切ろうとすると、悪評がたって、(地元密着である中小企業なら特に)いい人が集まらない、といった理由などがあげられます。

 

勿論経営者だけではなく、働く側も「会社をよくしたい」といった意識を持ってもらわないといけません。そこで、このセミナーでは経営者の方側に、どのような考え方で従業員と接すればよいか、といったことも意識してふまえつつ、決して理想だけをおう「机上の空論」に終わらせず、労務管理に成功した企業の実例も併せてご紹介しながら、お話しさせていただこうと思っています。

 

当方は、助成金のみでのご依頼をお引き受けしてきたケースも勿論多いです。助成金のみでのご依頼も勿論承っておりますが、助成金のご依頼を受けて、信頼をいただき、労務管理までみてください、といった会社さんも最近では増えてきて、そういった会社さんには面接も同席させていただいたりする案もご提案しております。

 

労使一体となって永続的に繁栄する会社を作っていきたいですね。