健康経営とこれからの企業の在り方

2月になりましたが、相変わらず寒い日が続きますね。
皆様お体など崩されてませんでしょうか?

体調といえば、労務関連のトピックとして、近年、「健康経営」というキーワードがよく聞かれるようになりました。先日私もこちらに関するセミナーを受講しました。

健康経営とは何か?その名のごとく、従業員の健康を考えて経営をする。これは何も大企業のように余裕がある企業だけがやればいいわけではもちろんありません。
たとえば、
①法律的には産業医を常駐させなくてもいい規模の会社さんが、産業医を置いて社員の健康を重視する。
②ストレスチェックが従業員50人以上の規模の会社は義務化されましたが、それ以下でもやる。

そういった努力が必要になってきます。
勿論国としてもこういった取り組みをされている企業さんは歓迎されていて、こちらに伴う助成金制度などもございます。こうした助成金をどんどん活用していって、より社員にとって居心地がいい会社を目指すことをお勧めしたいです。

健康経営というキーワードは米国ではスタンダードでしたが、日本においてはまだまだ後発なせいか、浸透しているとはいい難いです。
ですが、先にもこちらのHPで述べていますが、中小企業は慢性的に人手不足とされています。

よりよい人材確保に向けた努力のひとつとして、こうした健康経営に取り組む姿勢。
こういったものが「働き方改革」の中の一つの施策として大切なのは、言うまでもありません。

我々社労士業界にも、健康経営をアドバイスする資格というのがあるのですが、それを取ることを推奨されていたりします。

会社だけでなく、我々も巻き込んで、是非よりよい会社を目指しましょう!